ユーザーあたりの平均収益(ARPU)は、モバイルゲームのパブリッシャーが自社ゲームの状況を把握から、ポートフォリオ戦略を策定、アプリ市場の分析において最も重要な指標のひとつです。この指標を追うことはきわめて重要で、ライバルと自社の相対的な位置付けの理解を深めるのにも役に立ちます。
App Annieの最新レポートでは、iPhoneゲームの月間ARPUが国によってどう違うのかを知るために、中国、日本、韓国、イギリス、米国について分析しています。
特に目立ったのは日本で、収益トップ30のゲームのARPUが、中国、米国、イギリス、韓国の2倍を超えました。日本では高収益のタイトルにRPGが多く、およびゲームのマネタイズがしっかりとしています。中国も、スマートフォンの普及が本格的に始まった2014年第1四半期の10倍という驚くべき伸びを示しています。
ここで重要なのは、ARPUが国によって異なるだけでなく、ゲームのサブカテゴリーによっても変わってくることです。たとえば米国では、Game of War - Fire Ageのようなエンゲージメントの高いファン基盤を持つコアゲームのおかげで、「ストラテジー」カテゴリーが「パズル」や「アドベンチャー」といったカテゴリーをARPUで大きく上回っています。マネタイズの可能性が最も高い市場を判断する際に、国レベルとカテゴリーレベルのデータを評価することが重要になるのはこのためです。
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