Market Data

Z世代はソーシャルメディアを使わない!?Z世代がモバイルのどこに隠れているのかを把握し、彼らをターゲットにする適切なパートナーを探す

Lexi Sydow

米国におけるZ世代ユーザーのInstagram、TikTok、Snapchatのエンゲージメントはミレニアル世代より19%上回っています 。

物理学者にとってのシュレーディンガーの猫のように、Z世代はマーケティング担当者にとって、新しく、どこか捉えどころのない課題を投げかけています。確かに、Facebookを覗けば、そこにいるのは、ミレニアル世代とベビーブーム世代ばかり。Z世代を見つけようとすると話は全く違います。しかし本当にそうなのでしょうか?

対象とする層にピンポイントで焦点を絞るのはこれまでもずっと大切なことでしたが、今日では、さらにその重要性が増しています。実際、オーガニックのみでは、モバイルが成長するためには不十分です。570万以上のアプリがアプリストアで公開されている現在、競争はさらに過酷さを増しています。ユーザーを増加させるためには対象とする層に合わせた、価値の高いパートナーシップを優先させる必要があります。そうでなければ、マーケティング予算がいくらあっても足りません。しかし、ターゲットとするユーザー基盤を増やすのに適切なパートナーをどのように選定すればよいのでしょうか?まずは、年齢層ごとのモバイル利用と地域ごとの親和性の傾向から見ていきましょう。きっと、Z世代、ミレニアル世代、X世代、ベビーブーム世代に対して、強力なインサイトと、各国に特徴的なエンゲージメントのパターンの詳細がわかることでしょう。

何が起きているのか:

Pew研究所によると、Z世代は、唯一、ソーシャルメディアの利用が減っていると自己申告している世代です。しかし、自分が思うソーシャルメディアの利用量と、実際の利用パターンには違いがあります

data.aiのデータによると、5つの主要市場におけるZ世代ユーザーは、MAUトップ10に入るソーシャルメディアに他の年齢層より多く関わっています。Z世代のソーシャルアプリのアクセスはミレニアル世代に比べて、韓国で12%、米国で19%、さらにはドイツでは30%高くなっています。英国のZ世代は突出しており、2022年6月におけるユーザー1人あたりのソーシャルメディアの平均セッション数は、米国の262回に対して、293回でした。

しかし、ここで驚くべきことが、data.aiの属性データによると、ドイツと米国において、X世代はZ世代と同レベルにソーシャルメディアを使用しているのです。これは、今までの仮定を覆し、エンゲージメントの高いX世代を市場へ取り込むための、戦略的なソーシャルパートナーシップの重要性を示すものとなります。

なぜ重要なのか:

ソーシャルメディアにおける傾向は国によって異なります。つまり、データに基づいてそれぞれの国に合わせた多様なパートナーシップ戦略の必要性があるのです。  

利用頻度は、全体像の一部しか表していません。ユーザーあたりの平均利用時間は、エンゲージメントの深さを表します。分析された5つの市場において、Z世代がお気に入りのソーシャルアプリに関わる頻度は高くてもこれは利用時間については当てはまりませんでした。実際、ドイツと米国の両方で、平均的なX世代は、Z世代よりソーシャルアプリを利用する時間が25% 長いということがわかりました。

米国のベビーブーム世代は他の市場で見られる傾向に当てはまらないことも、注目すべきポイントです。米国のベビーブーム世代は、それぞれのソーシャルアプリに月10.7時間を費やしています。これは2位に続く市場である英国の7.5時間より43%多い値となっています。

Z世代の消費者がどこでどのように時間を使っているのかを知ることは、多くの企業やアプリのパブリシャーにとって、戦略的パートナーを通じて、この層に対する最適な広告の出し方や関わり方について有益なインサイトを得られます。他の層に関しても同じことが言え、誰がアプリに最も時間を費やしているか知ることで、パブリシャーはそれらのユーザーとの関わりを強め、積極的に他の層もターゲットにすることができます。ベビーブーマー世代とX世代は、2022年における米国における世帯資産の70% を占めており、その金額は63兆ドルに達します。これらの世代は、高い購買力と余暇(退職している場合)があるので、モバイルへのエンゲージメントが高まる機会は十分にあります。

さらに詳しく:

では、パートナーシップの可能性を最も秘めているアプリは一体どのアプリなのでしょうか?各ターゲットに適したパートナーを特定することは、最大のオーディエンスを特定すること以上に重要です。例えば、Z世代のユーザーを増やそうとしているのであれば、Z世代のオーディエンスが最も多く、ターゲット層が使用する可能性が最も高いアプリの両方に焦点を当てる必要があります。

例えば、TikTokは米国における最大のZ世代のユーザー基盤を有していると言われていますが、実際、これは間違いです。米国におけるZ世代の月間アクティブユーザー数による第1位のアプリは、Facebookで、TikTokは4位です。しかし、これは、全体像の半分しか示していません。多くの企業はここで留まってしまうでしょう。しかし、data.aiのモバイルデータは、さらに深いところまで明らかにしていきます。InstagramTikTokSnapchatTwitchBeReal 、それにReddit実際にはZ世代の利用が米国の他の年齢層より多いということが明らかになっています。Z世代はこれらのアプリで突出しており、つまり、これらのアプリにターゲットを絞ることで、よりエンゲージメントの高いZ世代のユーザー基盤を築くことができるのです。オーディエンスの規模と利用の可能性を重ね合わせると、ターゲットオーディエンスにリーチするために役立つ、価値の高い潜在的パートナーのリストを迅速に入手することができます。

世代間の違いを明らかにすることは、ターゲットとなるオーディエンスを特定し、ビジネスの成長のために必要不可欠なパートナーを見つけるために重要な指標の一つです。

モバイルの成長を最大化する、より多くのインサイトをお探しですか?

data.aiのモバイルデータを活用して、価値の高いパートナーシップを特定し、ビジネスの成長を後押ししましょう。 

免責事項: 

data.aiはモバイル市場の推計値に基づくサービスを提供する企業です。世界のいかなる司法管轄区においても投資顧問の資格登録はなく、法律、金融、投資、ビジネス上のいかなる助言も行っておりません。本資料のいかなる記述、ならびにdata.aiのいかなる製品、サービス、その他の提供物も、証券や投資の売買、または投資判断に関する提案、推奨、勧誘と解釈すべきではありません。過去の、また今後起こりうる実績に関するいかなる言及も、何かを推奨し、特定の結果を保証するものではなく、またそのように解釈すべきではありません。法律、金融、投資、ビジネス上の助言については、必ず専門知識を持つご自身の顧問にご相談ください。さらに、ここで情報をご提供することにより、data.aiが何らかの表明や保証を行なったとみなされることはなく、また何らかの法律上または契約上の義務を負うことは一切ありません。この情報をお客様に提供したことにより、data.aiに責任が生じることは一切ありません。

2022 M10 24

Market Data

関連するブログ記事はこちら