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ディズニー創立100周年、モバイルポートフォリオはこれまでで最も収益性の高い年に向けて順調に推移

Randy Nelson

2023年、消費者はディズニーのアプリに27億ドル近くを費やし、この画期的なマイルストーンを達成した7社目に名を連ねました。

ディズニーは、今月創立100周年を迎えました。アプリストアからモバイルアプリをダウンロードできるようになったのは、創立から85年過ぎてからでしたが、今ではモバイルは人々の娯楽にとって欠かせない存在となっています。そこからさらに15年が経ち、2世紀目を迎えるディズニーの戦略にとってモバイルの重要度がますます高まっていると言っても過言ではないでしょう。モバイルユーザーは、2023年にはAndroidのスマートフォン単独でディズニーコレクションのアプリに140億時間以上を費やし、iOSとGoogle Play全体で、アプリ内購入とサブスクリプションに27億ドル近くを費やすと予測されています。

Disney+アプリが同社のモバイル事業の大幅な成長を促進する

ディズニーが創立95周年を迎えた後も、モバイル事業は同社のエンターテインメント事業の重要な部分を占めるには至っていませんでした。2018年にiOSとGoogle Playアプリで個人消費が過去最高を記録したものの、1年間の消費額は2.5億ドル強止まり。この状況を劇的に変えたのが2019年後半のDisney+のローンチです。ディズニーのアプリポートフォリオにおける消費者支出は、過去5年間で10倍以上に増加し、2018年の2億6,400万ドルから2023年には27億ドル近くに達すると見られています。

2023年には、Disney+だけでも17億ドルの利益をあげると見られています。これは、この年のディズニーのモバイル消費者支出額のほぼ3分の2に相当します。残りの10億ドル近くはその他のディズニーアプリの利用によるもので、モバイル端末上でサブスクリプション料金を支払う消費者の意欲が高まったことによる恩恵を受けています。Huluは2018年以降、大きな成長を遂げているもう一つのストリーミングアプリであり、ESPNは2023年現時点までの個人消費でスポーツアプリ分野で市場をリードしています。

ディズニーは今やモバイルでTop 10に入っています

Disney+のローンチにより、同社のモバイル事業の見通しが飛躍的に高まりました。2012年から2018年にかけて、ディズニーは世界の消費者支出でTop 100外から登場し、2022年にはDisney+に牽引される形でTop 10入り。2023年は現在のところ6位に位置しています。

ディズニーより上位にランクインしている親会社はいずれも、Tencent、ByteDance、Google、Activision Blizzard、Playrixなど、モバイル分野で長年市場をリードしてきた有力企業です。ディズニーの台頭はまだ最近のことであるため、歴代売上はモバイルパブリッシャーのTop 20に入ったところです(2012年の開始時より算定)。

自社の強みを発揮する–ディズニーは、ストリーミング、テーマパーク、スポーツに注力

当然のことながら、ディズニーはストリーミングに主に注力しています。2023年の最初の3四半期の消費者支出、ダウンロード数、アクティブユーザー数、利用時間で見たTopアプリの半数以上は、OTTアプリでした。Disney+Huluが消費者支出を牽引し、Hotstarがインドで人気を博し、ラテンアメリカではStar+が成功したことで、アクティブユーザー数と利用時間でTopアプリに躍り出ました。

ストリーミング以外では、ディズニーはスポーツと、当然のことながら世界的に有名なアミューズメントパークに注力しています。My Disney ExperienceDisneylandShanghai Disney Resortは、2023年にディズニーのTopアプリに選ばれました。

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2023 M11 20

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