日本で最も収益をあげたアプリ、ブレイクしたアプリを発表
『トップパブリッシャーアワード』は、App Annieが提供するモバイル市場データ「App Annie Intelligence」における2019年1月1日〜2019年12月31日の1年間の収益・ダウンロード・MAUのデータを基に、アプリ市場の成長に大きく貢献をしたアプリパブリッシャー(アプリ提供企業)に対して贈られる賞です。トランプカードの枚数になぞらえて、トップ52社を発表・表彰をしています。
本記事では、日本における非ゲームアプリの収益、ブレイクした非ゲームアプリランキングTOP20 を発表します。
日本 非ゲーム トップパブリッシャー20
日本におけるゲームを除いたアプリの収益ランキングでは、エンターテイメントマンガアプリやマッチングアプリ、動画ストリーミングアプリの台頭が目立ちます。
マンガアプリなど単発課金のアプリも見られる中で、動画ストリーミング、マッチングなどサブスクリプション型の月額課金サービスが多数見受けられ、安定して収益を稼いでいる様子が見受けられます。また、サイバーエージェント社が提供する「タップル」やIAC社が提供する「Pairs」といったマッチングアプリのランクアップが目立つ結果となりました。世界的な傾向でも、マッチングアプリが非ゲーム系アプリのサブスクリプションにおける収益ランキングの1位(詳細はこちら)となっていることからもわかるように、日本においても同様の傾向が見られます。サブスクリプションサービスは今後も成長曲線にあることが見込まれ、注目のビジネスモデルです。
急上昇した非ゲームアプリランキング
キャッシュレス元年と呼ばれ、2019年は「〇〇ペイ」と呼ばれるような決済アプリの還元競争が繰り広げられた1年となったことから、「PayPay」や「d払い」といったアプリが上位にランクインする結果となりました。カラオケアプリ「Pokekara」や、カメラアプリ「SODA」といった余暇を楽しむアプリが昨年と比較し月間アクティブユーザー数が成長しています。今後もアプリにおける可処分時間は増え、アプリ同士でユーザーの可処分時間を奪い合う競争はますます激化するものと予測されます。
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2020 M03 24
data.ai News